帰国

トルコから帰ってきました。溜まりたまった雑務。思わず空港に着くとため息が出るなんて末期だ。実際、余裕がないわけでもないんだが。すぐにいっぱいいっぱいだと感じてしまうのはなぜだろう。
ともかくトルコは良かった。人の温かさ。一言で言うには簡単すぎる気もするが、やっぱり旅はこれに尽きる。本当に気持ちのいい笑顔にたくさん出会えた。日記もそのうちまとめて書こうかな。

やっと

何とか4月から住むアパートを見つけた。ここんところ、何かと忙しく落ち着いて日記を書いてられない。留めておきたいことは山ほどあるのに。
楽しいはずのことが続いて嬉しい反面、終わるとホッとするなんて不健康だ。こなしてる感じ。もっと心に余裕を持たないと。

一票のラブレター

tamamora2005-02-08

ヴェネチア国際映画祭監督賞受賞を始めとした数々の映画賞に輝いたファンタジードラマ。ペルシャ湾キシュ島の選挙当日、選挙管理委員の女の子と警備兵は住民から票を集めようとするが…。深い社会洞察をコミカルかつシュール、そして暖かく描いている。
登場人物も出来事も演出もすべてが地味で、淡々と選挙当日の一日が過ぎていくのだけれど、どこか惹きつけられる映画。登場人物は、すべて非職業俳優達らしく朴訥な兵士役は、キシュ島にたまたま仕事を探しに来ていた青年シラス・アビディが扮しているという。あいつが素人だったなんて。あの無表情で不器用な兵士がほんの少し覗かせる淡い想い。やられた。そして、民主主義のあり方(選挙で何が変わるのかという現実が理想とぶつかる)とか古い慣習が強く島民の生活や心を支配していることとか、なかなか考えさせられた。それに、どれほどの言葉を尽くしても伝えることって難しいんだなぁ、と。

ノラリクラリ

tamamora2005-02-07

サ館に人がいないことをいいことに、ぴらいと格闘ゲームに興じる。KOF99、ジャスティス学園、MARVEL。とことん勝てない。ほんの少しのつもりがダラダラと一時間半が過ぎる。せめてせめてと懇願し、淡い願掛けをもくろんだ。ここぞで勝てれば何かが叶いそうな気がして。ついつい、サークルの集まりに遅刻。

電車男

tamamora2005-02-05

電車内で絡む酔っ払い爺から女性を助けた、ひとりのアキバ系ヲタ青年。彼女いない歴=年齢(22)の彼は、助けたお礼を送ってくれた彼女をデートに誘うべく、モテない独身男達が集うネットの掲示板に助けを求める。「めし どこか たのむ」電車男」と呼ばれるようになった彼は、掲示板の住人たちの励ましや助言に後押しされて、ようやく彼女をデートに誘う。悩み、戸惑う電車男のピュアな気持ちは、仲間達を熱い共感と興奮の渦に巻きこんでいく……。「電車男」は果たして彼女に告白できるのか? 
ネット上で話題騒然、各紙誌絶賛。百万人を感動させた今世紀最強のラブストーリー、遂に刊行!!

講座の控え室でシコシコと読み進めた。こんなこと実際にあり得るのか。エルメスのような女性はいたらいたで気持ち悪い。そう感じながらも夢中で読み終えた。感動、いや嫉妬。

鬼は外

tamamora2005-02-03

節分なんてことすっかり忘れていたのだが、ジソウで勤務に入るとせっせと鬼や福の神のお面を作る子供たちがいた。そして豆まき。当然、役割は鬼。お面をつけている顔面はいいが、首筋に豆が当たるとかなり痛い。容赦ないのね、みんな。どこから狙われているかわかったもんじゃない。スノボーから帰ってきたばかりで体が痛いのに必死で鬼を演じた。コス○くんもお疲れ。

赤倉

tamamora2005-01-30

「肉」。この言葉が今回のスノボー旅行の全てを表しているといっても過言ではない。6畳ほどの部屋に6人の男。大の字には決してなれない布団。ふと右に手を伸ばすとそこには肉便器スガンのケツが。顔を上げると犬と人との合いの子ミツの頭が数センチ先に。左にはdenimがまぶたを開けたまま(推測)寝息を立てている。
はじめはまだ良かったんだ。行きのバスではkobaと話すことで青臭い恋愛論からの脱却を図ろうとした。その時は清々しい心持ちになれたのに。徐々に汚染は進行し、最終日には肉まみれ。お互いの名前の一部を肉にして(ex.肉ムラ)呼び合うことでの一体感。密室のゴンドラリフト内では肉という単語が聞こえないことはなかったどころか、それだけで会話が成り立っていた。そしてマイケル。ゲレンデでの萌えは皆無。せめてレンタルのウェアがテカテカした紫でなければ、と悔やまれる。
記録的な大雪だったが、むしろフカフカして滑りやすかった。
http://d.hatena.ne.jp/Denim/20050203