八丈島合宿

tamamora2004-09-01

八丈島に降り立った。前日、ちょっとした手違いがあり、フェリーで島に渡ることが出来なかったため、飛行機での旅路だった。羽田からわずか40分。
飛行機から降りた瞬間に感じる夏の匂い。
みんなと合流し、いざダイビング!今年、次々とやってきている台風のため、潜れたポイントは底土ってところばかり。それでも、海中世界に広がる三又のアーチは壮大だったし、あちこちで自由に泳ぎまわる魚には心引かれた。カメが見れなかったのが残念だが。
この日記を書いているのが、日が経ってからなので、合宿の5日間にあった詳しい事実は思い出せない。頭に残っている出来事、会話の内容、感情をおおまかに羅列しようと思う。
1.八丈島名物といえば、明日葉らしい。今まで聞いたこともなかった野菜。実際の味(生)はよくわからないが、明日葉ソフトや明日葉うどんはなかなか美味しかった。
2.夜、八丈富士に登った。霧に包まれた島の夜景は何とも幻想的だった。
3.あそこ寿司
4.まったりと飲む。日も暮れぬうちから、島の焼酎を片手に、チャッカマンの火であぶったイカやピザポテトを食らった。
5.信念、信条。そんなもの、ふにゃふにゃなオレにあるのだろうか。話をしてから考えてみた。あの時、即座には答えられなかったけれど、たぶん「人にやさしく」だろう。自分の周りの人を絶対に不快な気分にはさせたくない。とは思っているだけで、寛容さが足りない自分に嫌悪することもしばしば。そもそもこれが信念なのかもよくわからん。西洋的自我の確立には程遠い。。。
6.風呂で男4人、肩を寄せあう。湯船にキャンドルを浮かべ、純愛について話した。
銀杏BOYZの日本発狂より「誰かを愛するなんて できるかな誰かを愛するなんて できるかなこんなに醜い僕だから」。
結局のところ、打算的うんぬんよりも、人を本気で愛する度量が致命的に欠けている気がする。自分の欲望が走り回るから。
7.島で暮らすこと。こうして僕らが非日常を過ごしているこの島で、今日も明日も暮らし続けている人たちがいる。少し不思議な感覚。
8.帰りはフェリーで。時間は飛行機の何倍もかかるけど、船は好きだ。どんどん今までいたところが小さく見えなくなっていく。感情に流されて生きている自分にとっては、ますます感慨深くなる時間を過ごせるのだ。
9.日常への回帰。またもや虚無感。そろそろ何とかしなくては。この夢見がちな性質を。