中延

tamamora2004-09-18

”中延”
今まで聞いたこともなかったこの地に訪れたきっかけは、ソーシャル・ネットワーキングサイト[mixi]のねぶたコミュニティ内で流れていた情報を目にしたことにある。品川区の中延商店街に黒石ねぶたがやってくるというのだ。すっかりねぶたの虜になっていた僕は強引にも青森県人ヤグ○ンとキヨ○、まり○ぇを誘った。ごめんなさい。

電車に乗って1時間半ほど。到着するまでの間、不安で仕方なかった。しょぼかったらどないしよ、と。到着してみても、どこにでもあるようなアーケード街。ようやく祭囃子が聞こえてきたときは心底、ほっとした。
こんな狭いアーケードん中でねぶたを動かすのかとかいう驚きはあったけど、音が響いて腹に心地いい。持参した跳人衣装に路上で着替え、なるべく人がいる集団に紛れ込み跳ねた。いやー、やっぱりええね。規模の点では全然、本場に劣るこの中延ねぶた祭り。黒石から呼んだもの以外はなんとも手作り感溢れるねぶたが並ぶ。けれど、小さな商店街の心意気、一体感、人情みたいなもんが感じられた。ヤグ○ンも一緒に跳ねてくれてありがとさん!

終了後、祭りの匂いが残ったこの土地を離れるのが寂しすぎた僕は商店街の中のもんじゃ屋へ。ここでもわがまま言ってごめんなさい。余韻に浸れたし、ちゃきちゃきの看板娘に心ときめいたしで大満足のまま、我が町に帰る。

そして、いつものごとくヤグ○ン家で飲む。ケーキがとび出した。まり○ぇ、誕生日おめでとさん!いろいろと話し聞いてると、というか聞くだけしかできなかったけど、ちょっと嬉しかった。そーして話してくれることにね。