VIVA MEXICO!1

tamamora2004-09-21

八尾高水泳部で同期だった男5人の旅がはじまった。メキシコという土地にはすごく漠然とした憧れを持っていた。太陽が降り注ぎ、だだっ広い荒野がどこまでも続く。人々は底抜けに明るく、生き生きと過ごしている。そんな憧れから、勢いだけで実現したメキシコ旅行がはじまった。
空港に着くと、伊丹からの乗り継ぎ時間の長さにすっかり疲れきったみんなと合流。デルタ航空アトランタを経由し、メキシコシティへ。デルタ航空のスチュワーデスさんっておばちゃんばかりで少し残念。
20:10 メキシコシティに到着。入国手続きを済ませると、ほとんど英語の通じない世界に放り出される。スペイン語を勉強してこなかったことを激しく後悔。ホテルも探せず、とりあえずマリアッチが深夜まで演奏しているというガリバルディ広場へ向かうことに。地下鉄の車内でGrekoと出会う。昼間働き、夜間大学で日本語を学んでいるらしく、本当に流暢な日本語で話しかけてきた。「酒と女の子が大好きでーす!」なんて言葉も飛び出すほどノリノリな奴だった。日本語の教材を見せてもらったり、日本の歴史の話をしたりしているうちに目的の駅に到着。ガリバルディ広場でのマリアッチのあまりの多さに驚く。何とかホテルを見つけ、メキシコシティでのベースにする。5人部屋で一泊550ペソ。
ホテルの横のショーパブでカウボーイや民族舞踊、マリアッチのショーを見た。テキーラを口に含み、そのまま口の中にトマトジュースを流し込み、割って飲み干す。最後に塩をふったライムをかじる。この繰り返しであっという間に酔っ払ってしまった。近くの屋台で何種類かタコスを食べ、ホテルに戻り就寝。小さな女の子がつぶらな瞳でこっちを向いていたのが気にかかる。ガムやタバコを屋台のテーブルまで売りに来ていたのだが、しまいには泣き出してしまって。変な意地はらずに何か買ってあげればよかったのか。